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ソニーのノイズキャンセリングヘッドホンWH-1000XM6(2025年5月30日発売)と前モデルWH-1000XM5(2022年5月27日発売)を、ソニー公式の仕様・特長ページと、2026年9月24日に確認した販売価格で比較します。XM5はXM6の発売後もソニーストアで販売が続いている現行品です。
結論:選ぶ決め手は「ノイキャン用チップとマイク」「折りたたみ」「コーデック」
ドライバー口径、再生周波数帯域、AAC接続時の最大再生時間、USB PD急速充電、マルチポイントの公称値は両機で同じです。質量(約254g/約250g)やBluetoothのバージョン(5.3/5.2)、SBC接続時の再生時間にも差がありますが、選ぶうえで大きいのは次の3点です。
- ノイズキャンセリング:XM6はプロセッサー「QN3」とマイク12個。XM5は「QN1」とマイク8個。ソニーはQN3の処理速度をQN1の7倍以上と公表しています。
- 携帯性:XM6は折りたたみ機構を備え、コンパクトなケースに収まります。XM5は折りたためません。
- コーデック:XM6はSBC・AAC・LDACに加えてLC3に対応。XM5はSBC・AAC・LDACです。
XM6を買わない方がいい人
- 通販の最安値で買う予定で、XM5との差額(価格.comの最安値・2026年9月24日時点で約1.6万円)を出せない人
- 持ち歩かないため折りたたみが不要で、LC3にも関心がなく、ノイズキャンセリングもXM5と店頭で聴き比べて差が気にならなかった人
XM5を買わない方がいい人
- 通勤・出張で毎日持ち歩き、収納サイズを重視する人
価格:買う場所で差額が約5倍変わる
ソニーストアの価格は公式サイトの販売価格、通販は価格.comの最安値(2026年9月24日時点・ブラック)です。通販価格は日々変動するため、1,000円単位に丸めています。
| 購入先 | WH-1000XM6 | WH-1000XM5 | 差額 |
|---|---|---|---|
| ソニーストア(税込) | 59,400円 | 56,100円 | 3,300円 |
| 価格.comの最安値(2026年9月24日時点・ブラック) | 約5.2万円 | 約3.6万円 | 約1.6万円 |
価格.comの最安値(2026年9月24日時点)同士で比べると、XM6はXM5より約1.6万円高く、XM5の価格に4割強を上乗せする計算になります(約1.6万÷約3.6万)。一方、ソニーストアでは差額が3,300円まで縮まります。ソニーストアで買う場合は、折りたたみ・LC3・マイク12個といったXM6の追加点を3,300円で得られるかどうか、通販で買う場合は約1.6万円で得られるかどうかが判断の分かれ目です。
出典:ソニー WH-1000XM6 製品ページ/ソニー WH-1000XM5 製品ページ/価格.com WH-1000XM6/価格.com WH-1000XM5(ブラック)
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スペック比較表
ソニー公式の仕様ページとヘルプガイドの値です。
| 項目 | WH-1000XM6 | WH-1000XM5 |
|---|---|---|
| 発売日 | 2025年5月30日 | 2022年5月27日 |
| ノイズキャンセリング用プロセッサー | QN3 | QN1(+統合プロセッサーV1) |
| ノイズキャンセリング用マイク | 12個 | 8個 |
| ドライバーユニット | 30mm | 30mm |
| 再生周波数帯域 | 4Hz〜40,000Hz(JEITA) | 4Hz〜40,000Hz(JEITA) |
| 質量 | 約254g | 約250g |
| 連続音楽再生 AAC接続(NC ON/OFF) | 最大30時間/最大40時間 | 最大30時間/最大40時間 |
| 連続音楽再生 SBC接続(NC ON/OFF) | 最大30時間/最大40時間 | 最大28時間/最大38時間 |
| 連続音楽再生 LDAC接続(NC ON/OFF) | 最大26時間/最大36時間 | 最大26時間/最大36時間 |
| 急速充電(USB PD 9V/2.3A以上) | 3分で約3時間再生 | 3分で約3時間再生 |
| 充電時間 | 約3.5時間 | 約3.5時間 |
| Bluetooth | Ver.5.3 | Ver.5.2 |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LDAC / LC3 | SBC / AAC / LDAC |
| マルチポイント | 2台同時接続 | 2台同時接続 |
| 折りたたみ | 対応 | 非対応 |
出典:WH-1000XM6 主な仕様/WH-1000XM5 主な仕様/WH-1000XM6 ヘルプガイド 使用可能時間(英語)/WH-1000XM5 ヘルプガイド 使用可能時間/WH-1000XM5 開発者インタビュー(マイク8個)/ITmedia(XM5のQN1・V1)
質量の差は4gです。再生時間はAAC・LDAC接続では同じで、SBC接続時だけXM6が2時間長くなります。本体の公称質量の差は小さく、携帯性の面で公表仕様から分かる大きな違いは折りたたみの有無です。
ノイズキャンセリング:騒音低減量の数値比較は公表されていない
ソニーはXM6について、QN1の7倍以上の処理速度を持つQN3と12個のマイクを組み合わせ、ノイズキャンセリング性能が大きく進化したと説明しています。マイクの内訳は、周囲のノイズを拾うマイクが片側4個、耳に近い位置のノイズを拾うマイクが片側2個です(ソニー開発者インタビュー)。XM5は片側4個・左右計8個です。
ただし、ソニーは両機の騒音低減量をデシベルなどの数値で比較した資料を公表していません。そのため本記事では、「電車ではどれだけ静かになるか」のような場面別の優劣は書きません。店頭で両機を聴き比べることはできますが、店内の騒音は電車や屋外とは異なるため、場面別の違いまでは確かめられない点に注意してください。
携帯性:XM6は折りたたみに対応
XM5は折りたためません。XM6は左ユニットをヘッドバンド側に折りたたんで付属のキャリングケースに収納する構造で、ソニーは「飛行機の座席ポケットや仕事のカバンにもすっきり収まる」と説明しています(WH-1000XM6 製品ページ)。
接続・機能の違い
- LC3(LE Audio):XM6のみ対応。LDACには両機とも対応しています。
- マルチポイント:両機とも2台の機器に同時接続できます(XM5ヘルプガイド)。
- 360 Upmix for Cinema:ステレオ音声を疑似的に立体サラウンド化する機能で、XM6の公式ヘルプガイド(英語)に使い方が記載されています。
XM4以前から買い替える場合
XM5とXM6はどちらもマルチポイント対応・USB PD急速充電対応です。XM4以前から買い替える人も、冒頭の3点(ノイズキャンセリング用チップとマイク、折りたたみ、コーデック)が必要かどうかと、差額を比べて選んでください。
よくある質問
Q. XM6とXM5の価格差はどのくらいですか?
A. ソニーストアの販売価格(税込)はXM6が59,400円、XM5が56,100円で差額は3,300円です。価格.comの最安値(2026年9月24日時点・ブラック)はXM6が約5.2万円、XM5が約3.6万円で差額は約1.6万円です。通販価格は日々変動します。
Q. 音質に違いはありますか?
A. 公表スペックだけでは判断できません。ドライバー口径(30mm)と再生周波数帯域(4Hz〜40,000Hz)は両機で同じですが、これらが同じでも音の傾向が同じとは限りません。音の違いは店頭で聴き比べて確かめてください。コーデックはXM6のみLC3に対応しています。
Q. バッテリー持ちはどちらが長いですか?
A. 接続方式によります。AACとLDACでは同じで、AACならどちらもNC ON時最大30時間・OFF時最大40時間です。SBCではXM6が最大30時間/40時間、XM5が最大28時間/38時間でXM6が2時間長くなります。USB PD(9V/2.3A以上)での3分充電で約3時間再生できる点は同じです。
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