Blue Yeti XとAT2020USB+の違い|指向性・端子・操作で比較

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Blue Yeti XとAT2020USB+の主な違いは、収音モード、録音の仕様、本体で操作できる項目です。Yeti Xは4種類の収音モードを切り替えられ、AT2020USB+は単一指向性です。両機種ともヘッドホンで入力を直接確認できますが、AT2020USB+にステレオ収音モードはありません。Yeti X公式ガイド、AT2020USB+公式仕様

公式資料の確認日:2026年10月1日。対象はBlue Yeti X(国内型番BM600X)とAT2020USB+です。実機の試聴・測定による音質比較ではありません。AT2020USB+はメーカーが生産完了と案内しているため、手持ち機器の使い分けや、旧製品を検討するときの仕様確認を中心にしています。

同じ型番の公式仕様を比較する

「Yeti」「Yeti X」、「AT2020USB+」「AT2020USB-X」などは別の製品名です。販売ページや説明書の型番が一致しているかを先に確かめてください。以下に別モデルの仕様は含めていません。

メーカー公表値と取扱説明書による比較
項目Blue Yeti XAT2020USB+
収音モード単一指向性・無指向性・双指向性・ステレオの4モード単一指向性
量子化ビット数24bit16bit
サンプリング周波数48kHz44.1kHz/48kHz
マイク本体のUSB端子USB Micro-BUSB Type-B
ヘッドホン出力3.5mm端子、直接モニターに対応3.5mmステレオミニジャック、直接モニターに対応
主な本体操作マイクゲイン、ミュート、ヘッドホン音量、モニターミックス、収音モードヘッドホン音量、モニターミックス
マイク本体の質量519g(スタンドを除く)386g(本体)

仕様の出典:Logitech:Yeti X Quick Start Guide、オーディオテクニカ:AT2020USB+製品情報、AT2020USB+取扱説明書。Yeti Xの国内型番と本体・スタンドの質量はロジクール公式ストアのBM600X掲載情報でも確認できます。

ここで比べている質量はマイク本体です。アームを選ぶ場合は、取り付けるマウントなども含む構成と、アーム側の対応重量・ねじ規格を確認してください。

収音モードは、話す位置に合わせて選ぶ

Yeti Xの公式ガイドは、一人の声などを前方から収録する単一指向性、全方向を使う無指向性、向かい合う二人などを前後から収録する双指向性、左右の広がりを扱うステレオを案内しています。収音モードを選べることは、周囲の音が消えることや、どの置き方でも声が同じ大きさで録れることを意味しません。Yeti X公式ガイド:収音モードの説明

AT2020USB+は単一指向性です。仕様表の「ステレオミニジャック」はヘッドホン出力の端子を指し、マイクをステレオ収音へ切り替える機能ではありません。音を拾う方向と、聞くための出力端子を分けて読むと、混同を避けられます。AT2020USB+の指向性とヘッドホン出力

どちらも、本体上部へ向けて話すのではなく、説明書が示す正面を音源へ向けます。Yeti XはBlueロゴのある面、AT2020USB+はUSB表示・青色LEDのある面を確認してください。Yeti X:向きと設置、AT2020USB+:使いかた

録音レベルと、ヘッドホンの音量を分ける

Yeti Xは多機能ノブでマイクのゲインやミュートを操作でき、LEDで入力レベルを確認できます。AT2020USB+の取扱説明書は、入力レベルをパソコン側の録音設定で調整する手順を案内しています。本体のヘッドホン音量つまみを回す操作と、録音する音のレベルを変える操作は別です。Yeti X:Smart Knobとメーター、AT2020USB+:録音レベルの設定

両機種のモニターミックスは、マイクの直接音とパソコンからの再生音を、ヘッドホンでどのような割合で聞くかを調整する機能です。AT2020USB+では「MIC」と「COM」の間で調整します。ヘッドホンで聞こえるバランスを変えたことだけで、録音ファイルや通話相手への音も同じように変わったと判断しないでください。短く録音して再生し、実際の入力を確認します。AT2020USB+:ミキサーコントロール、Yeti X:Blend設定

Yeti XのBlue VO!CEなどのソフトウェア機能を利用する場合は、メーカーが案内するG HUBの対応OSと動作条件を別途確認してください。古いガイドに載るOS名や旧ソフトの名前だけから、現在の環境での動作を保証することはできません。ロジクール公式ストア:ソフトウェア機能とシステム要件

端子の形と、パソコン側の接続条件を確認する

Yeti Xのマイク側はMicro-B、AT2020USB+はType-Bです。どちらもUSB-C端子のマイクとして扱わないでください。Yeti Xのガイドは付属ケーブルのUSB-A側をパソコンに、Micro-B側を本体に接続する手順を示しています。Yeti X:接続手順

AT2020USB+の取扱説明書は、付属USBケーブルを使ってパソコンへ直接接続し、USBハブや延長ケーブルを使わないよう案内しています。USB-Cしかないパソコンなど、説明書どおりにつなげない環境では、変換器を購入する前にメーカーへ接続方法と対応条件を確認しましょう。スマートフォンとの接続も、この2機種のパソコン向け手順から対応を推測しないでください。AT2020USB+:接続時の注意

音質の優劣は、仕様表だけでは決めない

24bitと16bitという公表値の違いはありますが、この記事には同じ部屋・同じ距離・同じ音量で録った比較音源がありません。「Yeti Xは暖かい音」「AT2020USB+のほうがノイズに強い」といった優劣は評価していません。

手元のマイクを確認する場合は、次の手順を提案します。これは編集部が整理した確認方法で、実測レビューではありません。

  1. 本体の型番と向きを確認し、使うアプリで目的のマイクを入力機器に選ぶ。
  2. ヘッドホンの音量を小さくしてから音を出し、声が聞こえるか確認する。
  3. いつもの話し方で短く録音し、音割れ、声の小ささ、周囲の音を再生して確認する。
  4. 録音レベル、距離、設置位置を一つずつ変えて、何が変わったかメモする。
  5. 録音アプリで確認した後、実際に使う会議・配信アプリでも入力機器と音量を確認する。

ヘッドホン音量を小さくしてから調整する手順は、AT2020USB+の取扱説明書でも案内されています。AT2020USB+:ヘッドホン出力の使いかた

旧製品を選ぶ前に、販売条件を確認する

AT2020USB+はメーカー公式ページで生産完了と表示されています。Yeti Xは国内公式ストアにBM600Xの商品情報がありますが、掲載があることだけで、現在の在庫や今後の供給を保証することはできません。この記事では、注文可能な在庫と実売価格を確認できていないため、最安値や価格差を掲載していません。

中古品や在庫品を検討する場合は、販売者に次の点を確認してください。製品状態を判断するための編集部のチェック項目です。

  • 型番が比較対象と一致し、適切なUSBケーブルと必要なスタンド類が付属するか。
  • USB端子、ヘッドホン端子、各つまみが正常に使えるか。Yeti Xではミュートや収音モードの切り替えも確認できるか。
  • 自分のパソコン・OSでの対応状況を確認できるか。
  • 不具合時の返品条件、保証の対象、付属品が不足した場合の入手方法はどうなっているか。

必要な操作と収録方法から絞る

収録する人数や配置に合わせてモードを切り替えたい、本体でゲインとミュートを操作したい場合は、その機能を備えるYeti Xが比較候補になります。一人の声を録り、パソコン側で入力レベルを調整する使い方なら、AT2020USB+の仕様を起点に検討できます。ただし、生産完了品の在庫状況や保証条件を確認する必要があります。

すでにどちらかを持っている場合は、短い録音で不満の原因を確認し、足りない機能があるかを考えてください。ビット数の違いだけを理由に買い替えを決めるより、必要な収音モード、操作、接続条件をメモして比較すると判断しやすくなります。

この記事の作成方針

ガジェットピックス編集部。メーカーの製品ページと取扱説明書を照合し、型番の混同を避けて比較しました。実機の所有・試聴・測定を行った記事ではありません。編集方針・運営者情報・誤りのご連絡

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