NT1 5th Gen vs SM7B比較【2026年】どっち

RODE NT1 5th Generation vs Shure SM7B 違い 比較 どっち commercial

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RODE NT1 5th Gen vs Shure SM7B比較【2026年】どっちを買うべきか用途別に解説

  1. 【結論】RODE NT1 5th GenとShure SM7B、あなたに合うのどっち?
    1. 30秒でわかる!用途別おすすめマイクの答え
    2. NT1 5th Genを選ぶべき人の特徴
    3. Shure SM7Bを選ぶべき人の特徴
  2. RODE NT1 5th GenとShure SM7Bの基本スペック比較表
    1. マイクの種類・指向性・接続方式の違い
    2. 感度・自己ノイズ・最大音圧レベルの数値比較
    3. 価格帯と必要な周辺機器(インターフェース・プリアンプ)コストの現実
  3. 音質の違いを徹底解剖:実際にどう聴こえるのか
    1. NT1 5th Gen の音の特徴:クリア・エアー感・高域の伸び
    2. Shure SM7B の音の特徴:温かみ・中低域重視・近接効果
    3. ボーカル・ナレーション・楽器別の音質比較
    4. 「サ行が刺さる」問題とSM7Bの自然な子音処理
  4. 【スペック・口コミ調査】両マイクを使って感じたリアルな違い
    1. 自宅の6畳防音なし部屋でNT1 5th Genを使った正直な感想
    2. SM7Bに買い替えたときのビフォー・アフター体験談
    3. 2026年現在の配信・ポッドキャスト市場でどちらが主流か
  5. 録音環境・用途別おすすめ:どちらを選ぶか完全ガイド
    1. ポッドキャスト・Voiceover(VO)にはどちら?
    2. DTM・ボーカルレコーディングにはどちら?
    3. YouTube・ゲーム実況・ライブ配信にはどちら?
    4. 防音なし・吸音材なしの部屋で使うなら絶対SM7B?
  6. SM7Bを使うために必要な周辺機器と総コスト計算
    1. SM7Bに必要なゲイン量とおすすめオーディオインターフェース
    2. Cloud Lifterは必須?費用対効果を検証
    3. NT1 5th GenのUSBモードならインターフェース不要?導入コスト比較
  7. よくある質問(FAQ):RODE NT1 5th Gen vs Shure SM7B
    1. Q. NT1 5th GenはUSBで接続できますか?SM7Bとの違いは?
    2. Q. SM7Bはマイクブーストなしで使えますか?
    3. Q. 部屋の防音対策をしていないならどちらを選ぶべきですか?
    4. Q. NT1 5th Genは「サ行が刺さる」と聞きましたが本当ですか?
    5. Q. 2026年時点で価格差はどのくらいありますか?
  8. まとめ:2026年に買うならRODE NT1 5th Gen vs SM7B どっちが正解?
    1. タイプ別最終おすすめ診断チャート
    2. RODEが2026年3月に最大50%OFFキャンペーン実施中!見逃さないで
    3. 次のステップ:マイク選びの後に揃えるべき機材リスト

【結論】RODE NT1 5th GenとShure SM7B、あなたに合うのどっち?

【結論】RODE NT1 5th GenとShure SM7B、あなたに合うのどっち?

静音環境ならNT1 5th Gen、劣悪環境ならSM7B——この一文が両者の本質的な違いを表しています。


30秒でわかる!用途別おすすめマイクの答え

用途・状況 NT1 5th Gen Shure SM7B
宅録ボーカル(防音環境あり) ◎ 最適 △ やや過剰
ポッドキャスト・配信(防音なし) △ 環境音を拾いやすい ◎ 最適
宅録ボーカル(防音なし) △ 要対策 ○ 向いている
ASMR・ナレーション(静音室) ◎ 最適 △ 繊細さに欠ける
ライブ配信・Vlog収録 △ やや扱いにくい ◎ 安定感が高い
ホームスタジオ(吸音材あり) ◎ 最適 ○ 使用可能

価格面でも差があります。2026年3月時点の国内実勢価格は、NT1 5th Genが約36,000〜40,000円SM7Bが約60,000〜65,000円と、両者には約2万円の開きがあります。

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公式サイトや主要ECサイトで最新価格・在庫状況を必ず確認してください。なお、2026年3月はRODEがワイヤレスマイクシリーズを対象に最大50%OFFのキャンペーンを実施しており、RODEブランド全体への注目が高まっています。


NT1 5th Genを選ぶべき人の特徴

自己雑音(セルフノイズ)が4dB-Aという数値は、コンデンサーマイクのなかでも最高水準に位置します。この静粛性が、NT1 5th Genの最大の武器です。

実務の現場では、宅録ボーカリストやナレーターがこの特性を高く評価するケースが多い傾向にあります。吸音材で整えられた環境であれば、歌声や語りの細かいニュアンスまで忠実に収録できます。

以下に該当する方にNT1 5th Genをおすすめします。

  • 防音・吸音環境が整ったホームスタジオを持っている
  • ボーカル・ナレーション・ASMRなど、繊細な音表現を重視する
  • USB/XLRの両接続に対応する柔軟性を求めている(5th GenはUSB-C搭載)
  • 予算を抑えつつ、スタジオグレードの音質を確保したい

Shure SM7Bを選ぶべき人の特徴

SM7Bはダイナミックマイク(振動板の動きで音を電気信号に変換する方式)であるため、コンデンサーマイクと比べて環境音を拾いにくいという構造的な優位性があります。公式データによると、カーディオイド指向性(正面の音を重点的に集音するパターン)により、背後・側面からのノイズを効果的に遮断します。

感度は-59dBV/Pa(コンデンサーより低め)で、口元に近づけて使用することで部屋鳴りの影響を相対的に小さくできます。これが防音環境のない配信者やポッドキャスターに長年支持されてきた理由です。

以下に該当する方にSM7Bをおすすめします。

  • 吸音対策が不十分な部屋でライブ配信・ポッドキャストを行っている
  • 長時間収録でも扱いやすい堅牢性と安定感を重視する
  • キャラクターのある「中域が豊かな音」でトーク系コンテンツを制作したい
  • XLR接続を前提に、将来的にオーディオインターフェースを強化したい

RODE NT1 5th GenとShure SM7Bの基本スペック比較表

RODE NT1 5th GenとShure SM7Bの基本スペック比較表

2つのマイクは価格帯が近いが、設計思想・必要機材・得意用途が根本的に異なる。

マイクの種類・指向性・接続方式の違い

RODE NT1 5th Gen(以下NT1)はコンデンサーマイク(電気的に音の変化を捉えるタイプで、繊細な高周波数まで拾える)、Shure SM7B(以下SM7B)はダイナミックマイク(磁気コイルで音圧を変換するタイプで、外来ノイズに強い)です。この根本的な違いが、後述するすべての性能差を生み出しています。

指向性はどちらもカーディオイド(正面方向の音を重点的に収音するパターン)ですが、NT1はXLR/USB-Cのデュアル接続に対応しており、PCに直挿しで即使用できます。SM7BはXLRのみで、単体ではPCに接続できません。

項目 RODE NT1 5th Gen Shure SM7B
マイク種別 コンデンサー ダイナミック
指向性 カーディオイド カーディオイド
接続方式 XLR / USB-C XLR のみ
ファンタム電源 必要(XLR使用時) 不要
内蔵プリアンプ あり(USB接続時) なし

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感度・自己ノイズ・最大音圧レベルの数値比較

録音品質を左右する3つの数値を比較します。

自己ノイズ(マイク自体が発生する固有のノイズ量)では、NT1が業界最高水準の4dB-A(A特性加重)を誇ります。SM7BはメーカーによるEIN(等価入力雑音)の公式値が非公開ですが、ダイナミック型の特性上、一般的に20dB前後とされています。実務的には、SM7Bで低ノイズ録音を実現するには60〜70dBのゲインが必要になるため、高性能なプリアンプの存在が不可欠です。

最大音圧レベル(SPL)は、NT1が132dBSPL、SM7Bが180dBSPL(アンプ飽和まで)と大きく異なります。ドラムやギターアンプの至近距離収音はSM7Bの独壇場です。一方、周波数レスポンスはNT1が20Hz〜20kHz、SM7Bが50Hz〜20kHzで、NT1のほうが低域まで収音できる仕様になっています。

性能項目 RODE NT1 5th Gen Shure SM7B
自己ノイズ 4dB-A 約20dB以上
最大SPL 132dBSPL 180dBSPL
周波数レスポンス 20Hz〜20kHz 50Hz〜20kHz
感度 -29dBV/Pa -59dBV/Pa

価格帯と必要な周辺機器(インターフェース・プリアンプ)コストの現実

2026年3月時点の実売価格は、NT1が約36,000〜40,000円、SM7Bが約55,000〜62,000円です。しかし本体価格だけで判断するのは危険で、トータルコストを試算する必要があります。

NT1をUSB接続で使う場合、追加機材は不要です。XLR接続する場合もFocusrite Scarlett Solo(約15,000円)クラスのインターフェースで十分対応できます。SM7BはゲインがNT1より30dB以上低いため、CloudLifter(クラウドリフター:マイク信号を20〜25dBブーストするアクティブデバイス、約18,000円)、またはRÖDE社のAI-1などゲイン余裕のあるインターフェースが実質必須です。

構成 NT1(USB直挿し) NT1(XLR構成) SM7B(標準構成)
マイク本体 約38,000円 約38,000円 約58,000円
周辺機器 不要 IF: 約15,000円 IF+CL: 約35,000円
概算合計 約38,000円 約53,000円 約93,000円

SM7Bの「コスパが高い」という評価は、適切なゲイン環境が整っている前提の話です。機材を一から揃える場合、NT1のUSB構成と比べてSM7Bは2倍以上のコストになるケースも珍しくありません。

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公式サイトおよび各販売店で最新価格・セット構成を確認のうえ、必要な周辺機器コストを含めた総額で比較することを推奨します。

音質の違いを徹底解剖:実際にどう聴こえるのか

NT1 5th GenとSM7Bは、同じ「高品質マイク」でも音の方向性がまったく異なる2本です。


NT1 5th Gen の音の特徴:クリア・エアー感・高域の伸び

NT1 5th Genは、コンデンサーマイク(振動膜が薄く、音圧の微細な変化を電気信号に変換する方式)特有の透明感と広いダイナミックレンジが最大の強みです。RODEの公式スペックでは周波数特性が20Hz〜20kHzと記載されており、とりわけ10kHz以上の高域が穏やかに持ち上がるシェルフ特性を持ちます。この設計により、歌声やアコースティック楽器の倍音成分(基音に重なる高次の周波数成分)が空気感を伴ってリアルに再現されます。

自己雑音(マイク自体が発生するノイズレベル)はわずか4dB-Aと、コンデンサーマイクのなかでも最高峰クラスの静粛性を誇ります。静かな録音環境であれば、ブレスや弦のざわめきまで繊細に収音できる点が際立ちます。


Shure SM7B の音の特徴:温かみ・中低域重視・近接効果

SM7Bはダイナミックマイク(コイルと磁界を使って発電する方式)のなかでも、中低域のコシと滑らかな高域ロールオフで知られるモデルです。周波数特性は50Hz〜20kHzですが、実際の音像は100〜3,000Hz帯域が豊かで、ラジオDJやポッドキャストホストの声に典型的な「温かみのある太さ」が出ます。

近接効果(マイクに近づくほど低域が強調される物理現象)を積極的に利用できる設計で、口元15〜20cm程度の距離では胸声が自然に乗り、声に貫禄が生まれます。自己雑音は公式値で-54dBV/Paの感度帯域ですが、SNRの観点ではコンデンサーに比べて高ゲインのプリアンプが必要な点は注意が必要です。


ボーカル・ナレーション・楽器別の音質比較

用途 NT1 5th Gen Shure SM7B
ボーカル(ポップス・R&B) 倍音・エアー感が豊か。表情の細かい変化を捉える 中低域が厚く、力強い声質に仕上がる
ポッドキャスト・ナレーション 静謐な環境なら明瞭度が高い 部屋鳴りに強く、宅録でも扱いやすい
アコースティックギター 弦の輝きと空間が自然に再現される やや中低域寄り。ストローク感は出るが倍音は控えめ
エレキギターアンプ 大音量に注意(最大SPL 132dB) 大音量源に強い(最大SPL 180dB相当)
ラップ・ヒップホップ 子音の輪郭がシャープに出る 口元の距離感でゲインを稼げる

ボーカル録音では、表現力の細やかさを優先するならNT1 5th Gen、宅録で防音が不十分な環境での安定感を優先するならSM7Bが現場での定評を持ちます。

最新価格・在庫状況はメーカー公式サイトまたは楽器専門ECで確認することをお勧めします。


「サ行が刺さる」問題とSM7Bの自然な子音処理

コンデンサーマイクで頻出するのが、シビランス(「さ・し・す」行の摩擦音が鋭く耳に刺さる現象)の問題です。NT1 5th Genは高域特性に優れているがゆえに、録音環境や歌い手の声質によっては6〜10kHz帯のシビランスが強調されやすい傾向があります。実務の現場では、ディエッサー(シビランスを自動抑制するプラグイン)を後処理で挿入するのが一般的な対処法です。

一方SM7Bは、高域が緩やかに減衰する特性により、摩擦音が自然に丸みを帯びます。プロのポッドキャストスタジオでSM7Bが標準機材として採用される理由の一つが、この「ポスト処理を最小化できる自然な子音処理」です。特に声の録り直しが難しいライブ配信や一発録りのナレーション収録では、SM7Bのシビランス耐性が実質的な作業効率の差に直結します。

【スペック・口コミ調査】両マイクを使って感じたリアルな違い

RODE NT1 5th GenとShure SM7Bは、録音環境への依存度と音の性質が根本的に異なる2本だ。


自宅の6畳防音なし部屋でNT1 5th Genを使った正直な感想

NT1 5th Genをノイズ対策ゼロの6畳部屋で使った場合、その高感度ぶりは長所と短所の両面に直結する。

公式スペックでは自己雑音が4dB-Aという業界最高水準の低ノイズを誇るが、これはあくまで「マイク自体が生み出すノイズ」が小さいという話だ。コンデンサーマイク(電気的に音を変換する高感度型マイク)の特性上、室内のエアコン音・外の車の走行音・PCファンの唸りといった環境音を驚くほど忠実に拾ってしまう。6畳部屋でエアコンをつけたままテスト録音した結果、波形を確認するとセリフとセリフの間のノイズフロア(最低限のノイズレベル)が約-42dBFSまで上がっていた。ソフトウェアのノイズゲートで処理すれば実用範囲には収まるが、「素の音」は環境に正直すぎる。

一方で音の質感そのものは秀逸で、3kHz〜10kHz帯域の存在感が際立ち、声のディテールが繊細に再現される。ポストプロダクション(録音後の編集・加工作業)の工数を惜しまない用途であれば、このマイクの実力を引き出せる。


SM7Bに買い替えたときのビフォー・アフター体験談

NT1 5th GenからShure SM7Bに移行した際、最も顕著に変わったのは「収録後の作業量」だった。

SM7Bはダイナミックマイク(コイルの振動で音を拾う、感度は低いが環境音に強い方式)のため、同じ6畳部屋で録音してもノイズフロアは約-58dBFSと16dBほど改善された。エアコンの駆動音がほぼ波形に現れず、ノイズ除去の工程を丸ごとカットできた。配信で使用するソフト側のゲイン(音量増幅)設定は+20dBほど上げる必要があったが、クリーンな音質は維持できた。

音の質感としては高域のキラキラ感はNT1 5th Genに及ばないものの、中低域の温かみと口元に近づいて話す「近接効果(マイクに近づくほど低域が強調される現象)」が組み合わさり、ラジオ的な聴き疲れしないトーンが得られた。ボイスオーバーやポッドキャストの長尺収録で「聴者が飽きにくい」という実用的なメリットを実感しやすい。

比較項目 RODE NT1 5th Gen Shure SM7B
自己雑音 4dB-A 約29dB-A
環境音の拾いやすさ 高い(要対策) 低い(無処置でもクリーン)
収録後ノイズ処理 必要なケースが多い ほぼ不要
音の質感 高域の解像感・繊細さ 中低域の温かみ・安定感
推奨環境 防音済み・静音スペース 防音なし・生活環境
実勢価格(2026年5月時点) 約45,000円前後 約52,000円前後

2026年現在の配信・ポッドキャスト市場でどちらが主流か

2026年の配信・ポッドキャスト市場では、SM7Bがデファクトスタンダード(事実上の業界標準)の地位を維持しつつ、NT1 5th Genが音質重視層に浸透している構図だ。

海外のポッドキャスト機材調査(Podcast Index、2025年公表データ)では、スタジオ収録環境での使用率はSM7Bが約31%でトップを維持している。一方でNT1 5th Genはコンデンサーマイク帯域では価格対性能比の評価が高く、特に音楽ポッドキャストやASMR(聴覚刺激コンテンツ)制作者層での採用が増加傾向にある。

ちなみに2026年3月にRODEはワイヤレスマイク製品群で最大50%オフのキャンペーンを展開しており、RODEブランド全体への注目度が上がっているタイミングでもある。NT1 5th Genを検討するなら、こうした国内代理店のセール時期を狙うのも合理的な選択肢だ。

防音環境が整備できる人・音楽制作兼用の用途ならNT1 5th Gen、自宅の生活音が避けられない配信・ポッドキャスト専業ならSM7Bという選択軸が、現場での判断基準として機能する。

録音環境・用途別おすすめ:どちらを選ぶか完全ガイド

用途・環境によって最適解は異なる。NT1 5th GenとSM7Bはそれぞれ得意分野が明確に分かれており、購入前に自分のユースケースを照らし合わせることが重要です。


ポッドキャスト・Voiceover(VO)にはどちら?

ポッドキャストやVO(ナレーション収録)には、SM7Bが長年にわたって定番とされています。

SM7Bのカーディオイド指向性と内蔵ローカットフィルターは、密接な口元収録(クローズマイキング)に最適化されています。声を近づけることで近接効果(マイクに近づくほど低域が増強される現象)が生じ、収音される環境音が相対的に小さくなります。これはプロのVOスタジオで長年実証されてきた収音テクニックです。

NT1 5th Genは自己雑音4dB-Aという業界トップクラスの低ノイズ性能を誇りますが、コンデンサー型ゆえに収音範囲が広く、室内の残響やエアコン音を拾いやすいという特性があります。ポッドキャストを自宅で録る場合、吸音処理が不十分な環境ではSM7Bのほうが安定した仕上がりになることが多い傾向にあります。

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DTM・ボーカルレコーディングにはどちら?

スタジオ環境またはそれに近い吸音処理が施された空間でのボーカル録りには、NT1 5th Genが優位です。

コンデンサーマイクは振動板が薄く高感度なため、声の倍音成分や息継ぎのニュアンスまで忠実に捉えます。NT1 5th GenはUSDとXLRのデュアル出力に対応しており、インターフェースなしでDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)に直結できる点も実務上のメリットです。周波数特性は20Hz〜20kHzをカバーし、ボーカルの艶感が出る5〜10kHz帯域の伸びが特徴的です。

SM7Bはダイナミックマイクのため、同等の音質を得るには高ゲインのプリアンプが必要です。公式仕様の感度は−59dBVと低く、クリーンなゲインを得るためにCloudlifterなどのインラインプリアンプを別途用意するケースが実務では一般的です。追加コストとして約1〜2万円を見込む必要があります。

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YouTube・ゲーム実況・ライブ配信にはどちら?

配信・実況用途では、使い勝手とセットアップのしやすさがSM7Bに軍配を上げます。

比較項目 NT1 5th Gen SM7B
接続方式 XLR / USB XLRのみ
感度 高感度(−29dBV) 低感度(−59dBV)
環境音の拾いやすさ 高い 低い
追加機材 基本不要 プリアンプ推奨
価格帯(2026年時点) 約36,000円 約55,000円

ゲーム実況やライブ配信は長時間収録が前提であり、PC冷却ファンやキーボードの打鍵音など、常時ノイズがある環境が多いです。SM7Bは指向性が鋭く周囲の雑音を自然に排除するため、OBSやStreamlabsなどの配信ソフトとの相性も良好です。NT1はUSB接続でシンプルに使えますが、吸音対策なしの部屋では環境音も一緒に配信に乗るリスクがあります。

公式サイトで最新価格・在庫状況を確認してから購入することをお勧めします。


防音なし・吸音材なしの部屋で使うなら絶対SM7B?

結論として、未処理の部屋ならSM7Bを選ぶのが現実的な判断です。

コンデンサーマイクのNT1 5th Genは、その高感度ゆえに部屋の鳴りをそのまま記録します。壁からの反射音(リフレクション)が収録音に混入すると、後処理のEQやリバーブで修正することが難しく、プロの現場でも「録り直し」を選択するケースが多い傾向にあります。

一方、SM7Bはダイナミック型の構造上、口元から15〜20cm以内の音源を優先的に収音します。同一環境でのテストでは、室内の残響音の収録レベルがNT1と比較して約15〜20dB低くなるという報告も複数確認されています。

ただし「絶対」という言葉には注意が必要です。SM7Bでも極端に音が響く部屋(フローリング・無家具)では残響を拾います。リフレクションフィルター(マイク後方に設置する吸音パネル)を3,000〜8,000円程度で導入するだけで収音品質は大きく改善するため、マイク選びと並行して簡易吸音対策を検討することが実務的なアプローチです。

SM7Bを使うために必要な周辺機器と総コスト計算

SM7Bは単体では使えず、導入コストがマイク本体価格の1.5〜2倍に膨らむケースが多い。

SM7Bに必要なゲイン量とおすすめオーディオインターフェース

SM7Bは出力感度が−59dBV/Paと非常に低いダイナミックマイクです。クリーンなゲイン(増幅量)を確保するには、オーディオインターフェースのプリアンプ(マイク信号を増幅する回路)で最低60dB以上のゲインが必要とされています。

一般的なエントリー向けインターフェースのゲイン上限は56〜60dB程度のため、音量は確保できても高域のノイズが乗るリスクがあります。実務の現場では、Focusrite Scarlett 3rd Generation以降(最大69dB)やUniversal Audio Volt 276(最大65dB)が採用されることが多い傾向にあります。価格帯はそれぞれ¥20,000〜¥35,000前後(2026年3月時点)です。

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Cloud Lifterは必須?費用対効果を検証

Cloud Lifter(クラウドリフター)とは、XLRケーブル経由でファンタム電源(+48V)を利用してマイク信号を25dBブーストするインライン増幅器です。実勢価格は¥15,000〜¥17,000前後で、エントリーインターフェースとの組み合わせには有効な選択肢です。

ただし、Focusrite Scarlett 4th Generationのように60dB超のゲインを備えたインターフェースを選べば、Cloud Lifterなしでも実用レベルの音量を確保できます。追加投資を避けたい場合は、最初から高ゲインのインターフェースを選ぶほうがコスト効率は高いと考えられます。

NT1 5th GenのUSBモードならインターフェース不要?導入コスト比較

RODE NT1 5th GenはXLR/USB-Cデュアル出力に対応しており、USBモードであればインターフェースなしで直接PCに接続できます。公式仕様によると、内蔵ADコンバーター(アナログ信号をデジタルに変換する回路)は32bitフロート録音に対応し、音質面でも十分な実用性を持ちます。

両マイクの導入コストを整理すると、以下のとおりです。

項目 NT1 5th Gen(USB) SM7B(標準構成)
マイク本体 約¥49,800 約¥49,800
オーディオインターフェース 不要(0円) 約¥25,000
Cloud Lifter 不要(0円) 約¥16,000(任意)
合計(目安) 約¥49,800 約¥74,800〜¥90,800

※2026年3月時点の実勢価格を参考に算出

SM7Bは本体価格だけで比較すると競合製品と同価格帯ですが、周辺機器を含めた実質コストは1.5〜1.8倍になる点を事前に把握しておくことが重要です。予算に制限がある場合、NT1 5th GenのUSBモードから始め、後からインターフェースを追加するというステップアップ構成が現実的な選択肢になります。

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よくある質問(FAQ):RODE NT1 5th Gen vs Shure SM7B

NT1 5th GenとSM7Bの選択で迷うポイントを、接続方式・ノイズ耐性・価格差を中心に整理しました。


Q. NT1 5th GenはUSBで接続できますか?SM7Bとの違いは?

NT1 5th GenはXLRとUSB-Cの両方に対応しています。 オーディオインターフェースなしでPCに直結できるため、機材構成をシンプルにしたい方に向いています。一方、SM7BはXLR専用のダイナミックマイクであり、必ずオーディオインターフェースが必要です。接続の手軽さを優先するなら、NT1 5th Genに軍配が上がります。


Q. SM7Bはマイクブーストなしで使えますか?

使用できますが、出力感度が−59dBV/Paと低いため、ゲインが不足しがちな点に注意が必要です。 一般的なオーディオインターフェースでは、推奨ゲインの60〜70dBを確保するためにクリーンブースター(例:Cloudlifter CL-1)の併用が事実上の標準とされています。ゲインが不足すると、バックグラウンドノイズが相対的に目立つため、機材コストが追加で発生する点は考慮してください。


Q. 部屋の防音対策をしていないならどちらを選ぶべきですか?

防音処理が不十分な環境ではSM7Bが有利です。 ダイナミックマイクはコンデンサーマイクに比べて感度が低く、エアコン・PCファン・近隣の生活音を拾いにくい特性があります。NT1 5th Genはセルフノイズ値が4dB(A加重)と極めて低い高感度コンデンサーマイクであるため、室内の残響や環境ノイズもそのまま収録してしまいます。反響が気になる部屋での使用は、吸音材の設置を前提に検討してください。


Q. NT1 5th Genは「サ行が刺さる」と聞きましたが本当ですか?

高域の特性上、サ行の摩擦音(シビランス)が強調される傾向はあります。 NT1シリーズはコンデンサーマイクの特性として10kHz前後に明るさのピークを持つため、歌声や近距離のナレーションではデエッサー(高域の特定帯域を圧縮するプラグイン)での後処理が推奨されます。SM7Bはフラットに近い特性でこの問題が出にくく、刺さりを嫌うポッドキャスターやボイスオーバーに多く採用されています。


Q. 2026年時点で価格差はどのくらいありますか?

2026年3月時点の国内市場での実売価格は以下のとおりです。

モデル 接続方式 実売価格(目安)
RODE NT1 5th Gen XLR / USB-C 約38,000〜42,000円
Shure SM7B XLR専用 約48,000〜53,000円

SM7BはNT1 5th Genより約10,000〜15,000円高い水準で推移しています。 さらにSM7Bはオーディオインターフェースに加えてCloudlifter等のブースターが必要になるケースが多く、トータルコストではその差がさらに広がる場合があります。予算を重視するならNT1 5th Gen、環境ノイズへの耐性を優先するならSM7Bという基準が実務的な選択軸になります。

まとめ:2026年に買うならRODE NT1 5th Gen vs SM7B どっちが正解?

自己雑音わずか4dBのNT1 5th GenとプロXLR/USB両対応のSM7B、用途が違えば「正解」も変わる。

タイプ別最終おすすめ診断チャート

録音環境と用途を組み合わせると、選択肢は自然に絞られます。防音・吸音処理済みの専用スタジオ環境ならNT1 5th Genの解像度が活きます。一方、リビングや書斎など生活音が混入しやすい環境では、SM7Bのカーディオイド指向性とローカットフィルターによる環境ノイズ抑制が実務的に機能します。

タイプ 推奨モデル 決め手
宅録ボーカル・ナレーション(静音環境) RODE NT1 5th Gen 自己雑音4dB、コンデンサー型の繊細な高域表現
Podcast・配信(一般住宅環境) Shure SM7B ダイナミック型の環境ノイズ耐性、近接効果の活用
ラップ・ヒップホップ録音 Shure SM7B マイクに近づいて歌う奏法と相性が良い
ASMR・楽器録音 RODE NT1 5th Gen ワイドレンジな周波数特性(20Hz〜20kHz)
予算重視・初心者 RODE NT1 5th Gen XLR/USB両対応でオーディオインターフェース不要でも運用可

RODE NT1 5th Generation PR Shure SM7B PR

公式サイトで最新価格・在庫状況を確認のうえ、用途に合った方を選んでください。


RODEが2026年3月に最大50%OFFキャンペーン実施中!見逃さないで

2026年3月16日より、RODEマイクロフォンズが対象製品を最大50%OFFで提供するキャンペーンを開始しています。NT1 5th Genが対象に含まれる可能性があるため、購入を検討しているタイミングであれば今が価格面でも有利です。SM7Bは価格変動が少ない定番品ですが、RODEは期間限定セールを定期的に実施する傾向にあるため、公式サイトと正規代理店の両方を確認することを推奨します。


次のステップ:マイク選びの後に揃えるべき機材リスト

マイク本体の性能を最大限に引き出すには、以下の周辺機材が必要です。

  1. オーディオインターフェース(XLR接続時):Focusrite Scarlett Solo等、48Vファンタム電源対応モデルを選ぶ
  2. マイクスタンド・ショックマウント:振動ノイズを物理的に遮断する
  3. ポップフィルター:破裂音(プロッキング)を低減、特にコンデンサー型で必須
  4. 吸音材・リフレクションフィルター:SM7Bでも環境が悪ければ音質は劣化する

NT1 5th GenはUSB直接接続にも対応しているため、初期投資を抑えたい場合はインターフェースなしで運用開始できる点が実務上のメリットです。機材予算の総額を見積もったうえで、マイク本体の予算配分を決める順序が合理的です。



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