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ノートPCも充電できる100WのUSB-C充電器を、メーカー公式ページに載っている仕様(サイズ・重さ・ポート構成・同時充電時の出力・価格)だけで4機種比較します。実機は所有していないため、発熱や使い心地の評価は載せていません。価格は2026年9月24日時点の各メーカー公式ストア・公式ページの表示です。2026年10月4日に出力配分と選び方を見直しました。「最大100W」より、同時に使ったときにPCへ何Wを割り当てられるかが選び分けのポイントです。
結論:用途別の選び方
- PC1台用に軽さを優先する:CIO NovaPort SOLOⅡ 100W1C(約121g)。ただし内部温度によって約65Wへ調整されるため、長時間100Wを維持する用途とは分けて考えます。
- PC+スマホなどを持ち歩く:Anker Prime Charger A2688(約168g)。USB-Cを2口使うと上側最大65W+下側最大35Wになるため、PCが必要とする出力を確認します。
- デスクで4台まとめて充電する:CIO NovaPort QUADⅡ 100W 3C1A(4ポート・組み合わせ別の出力を公式ページが文字で公開)
- 3ポート機をケーブル込みで比較する:UGREEN Nexode Pro 100W(型番25873)。国内販売セットの付属ケーブルと、使う組み合わせの出力配分を確認します。
買わない方がいい人
- スマホやイヤホンしか充電しない人:スマホの充電速度は、スマホ側が対応する急速充電規格と受け取れる電力、充電器の出力、ケーブルの条件の組み合わせで決まります。100W表記の充電器に替えても速くなるとは限りません。機種によってはメーカー専用の充電器でないと最大出力が出ないものもあります。スマホ専用なら、その機種が対応する規格と出力に合わせて選ぶ方が確実です。
- 2台以上のノートPCを同時に100Wで充電したい人:複数ポートを持つAnker Prime・UGREEN Nexode Pro・CIO QUADⅡの3機種は、どれも合計の最大出力が100W以下です。2ポート以上を使うと出力は分配され、1台あたり100Wにはなりません(QUADⅡの配分は下の表を参照)。SOLOⅡは1ポートなので、そもそも同時に2台は充電できません。
家族で分けるなら、まずは「同時に使う物」メモ
以下の家族の会話は創作です。製品を使用した感想ではありません。
長男3つ挿せるなら、みんな一緒に充電できる?
パパまずは同時に使いたい機器と、それぞれに必要な電力を確かめよう。
ママじゃあ、買い物メモの前に「つなぎたい物」メモね。
- 同時に使う2〜3台を選ぶ。「仕事中はPCとスマホ」のように、使う場面から組み合わせを決めます。
- 機器名・充電条件・使うケーブルを書く。条件がわからない欄は、説明書で調べる項目として空けておきましょう。
- 下の出力配分表と照らし合わせる。A2688でPCをつなぐ位置は、メーカーが案内する上側USB-Cです。残りの機器をどこにつなぐかもメモします。
今ある充電器も同じメモで確認。必要な条件を満たしていれば、買い足さずに済むかもしれません。
接続位置の出典:Anker A2688公式ページ(2026年10月4日確認)。
4機種のスペック比較表
| モデル | サイズ(mm) | 重さ | ポート | 単ポート最大 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|
| CIO NovaPort SOLOⅡ 100W1C | 約57×40×29 | 約121g | USB-C×1 | 100W | 5,980円 |
| Anker Prime Charger (100W, 3 Ports, GaN) | 約68×45×29 | 約168g | USB-C×2/USB-A×1 | 100W(USB-C各口の単独使用時) | 8,990円 |
| UGREEN Nexode Pro 100W | 71×43×33 | 204g | USB-C×2/USB-A×1 | 100W | 9,480円 |
| CIO NovaPort QUADⅡ 100W 3C1A | 約60×54×32 | 約190g | USB-C×3/USB-A×1 | 100W | 9,990円(希望小売価格) |
出典: CIO NovaPort SOLOⅡ 100W1C / Anker Prime Charger (100W, 3 Ports, GaN) / UGREEN Nexode Pro 100W(型番25873) / CIO NovaPort QUADⅡ 100W 3C1A。価格はセールやクーポンで変わります。
持ち歩くなら、外形サイズと必要なポート数を確認
公称サイズを直方体として掛けた外形の概算は、SOLOⅡ約66cc、Anker Prime約89cc、UGREEN約101cc、QUADⅡ約104ccです。角の丸みやプラグなどを同じ条件で実測した値ではないため、バッグへの収まりの目安に使ってください。
ポートはどれも同じ出力ではありません。体積をポート数で割った数値で優劣を付けるより、必要な端子数と同時使用時の出力を確認します。コンセントで隣の差し込み口に干渉しないかも、寸法図で確かめましょう。
同時充電するとPCに何W届くか
100W機でも、複数ポートを使うと出力は分配されます。まずAnker A2688の公式図で確認できる組み合わせを示します。
| 使うポート | Anker A2688の公称上限 |
|---|---|
| USB-Cのどちらか1口 | 最大100W |
| 上側USB-C+下側USB-C | 最大65W+最大35W |
| 上側USB-C+USB-A | 最大65W+最大22.5W |
| 下側USB-C+USB-A | 2口で合計最大24W |
| 3ポート全部 | 上側USB-C最大65W+残り2口で合計最大24W |
出典:Anker公式の出力配分図(2026年10月4日確認)。スマホなどが実際に受け取る電力は対応規格にもよります。PCはメーカーが案内する上側USB-Cへ接続します。
CIO NovaPort QUADⅡ:4ポートを使うときの配分
以下はCIO公式仕様の記載です。
| 使用ポート | CIO NovaPort QUADⅡ 100W の出力 |
|---|---|
| USB-C 1ポート | 最大100W |
| USB-C 2ポート | 67W+30W または 45W+45W(合計最大97W) |
| USB-C1またはC2+USB-A | 67W+18W |
| USB-C3+USB-A | 2ポート合計で5V/3A(15W) |
| USB-C 3ポート | 45W+30W+20W または 30W+30W+30W(合計最大95W) |
| USB-C1/C2の2ポート+USB-A | 45W+30W+18W(合計最大93W) |
| USB-C1/C2の1ポート+(C3+USB-A) | 65W+15W(合計最大80W) |
| 4ポート | 45W+35W+(C3とUSB-Aで計5V/3A=15W)(合計最大95W) |
※CIO公式の仕様には4ポート使用時の配分としてもう1通り「65W+20W+5V/3A」も記載されていますが、足すと100Wになり、同じ行の「合計最大95W」と合いません。このため本表では、合計が95Wと一致する配分だけを載せています。出典: CIO NovaPort QUADⅡ 100W 3C1A 公式仕様
つまり、ノートPCをUSB-C1またはC2につないだ状態で、もう1台をUSB-C(どれでも)またはUSB-Aにつなぐと、ノートPC側は最大67Wに下がります。C3とUSB-Aは2つ合わせて15Wまでです。15Wより大きい電力を受け取れるスマホやタブレットをつなぐ場合は、C1/C2側の方が出力の上限が高くなります(実際の充電速度は、端末側の対応規格や受け取れる電力、ケーブルによっても変わります)。PCが高い出力を必要とする場合は、他の機器を外した単独使用時の上限と、PCメーカーの推奨電源を確認します。単独でつなげば、すべてのPCが最速で充電できるという意味ではありません。
各モデルの要点
CIO NovaPort SOLOⅡ 100W1C:最小・最軽量、内部温度に応じて約65Wに出力を制御
USB-C×1ポートで約57×40×29mm・約121g。掲載寸法からの概算体積は4機種で最小です。5,980円は2026年9月24日の確認値です。注意点は、CIO公式ページに「充電開始から30〜40分ほど経過すると、本体内部の温度状況に応じておおよそ65W程度まで出力が調整される」と明記されていることです(NovaSafety2.0)。出力の調整は時間ではなく本体内部の温度に応じた制御で、30〜40分はその目安として公式が示している数字です。長時間100Wで充電し続けたい用途には、この制御があることを前提に選んでください。
向いている人:ノートPC専用の充電器を1つ持ち歩きたい人。
向かない人:PCとスマホを同じ充電器で同時に充電したい人。
Anker Prime Charger (100W, 3 Ports, GaN):3ポートで折りたたみプラグ
USB-C×2・USB-A×1で約68×45×29mm・約168g。プラグは折りたたみ式です。100Wが出るのは単ポート使用時で、Ankerは「USB-CポートでノートPCを充電する際は、上部ポートをご利用ください」と案内しています。上の表のとおり、USB-Cを2口使うと65W+35W、3ポート全部では上側65W+残り2口合計24Wです。Anker公式の製品ページにも配分図があります。
向いている人:PC・スマホ・イヤホンなど3台を1個の充電器で持ち歩きたい人。
向かない人:1gでも軽くしたい人(SOLOⅡより約47g重い)。
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※Ankerには旧モデル「Anker Prime Wall Charger (100W, 3 ports, GaN)」もあり、サイズ・重さが異なります。検索結果では型番(本記事はA2688)と製品名を確認してください。
UGREEN Nexode Pro 100W:3ポート・付属品と配分を確認
USB-C×2・USB-A×1で71×43×33mm・204g。4機種で最も重いモデルです。合計最大100Wの表記だけでは、複数台をつないだときのPC側の出力は判断できません。販売セットの説明書や配分図で、使う組み合わせを確認してください。メーカーが示す充電時間は端末や試験条件によるため、他社より速いと判断する材料にはしません。
向いている人:USB-C×2・USB-A×1の構成が合い、付属ケーブル込みの価格を比較したい人。
向かない人:軽さを優先する人(Anker Primeより36g重い)。
CIO NovaPort QUADⅡ 100W 3C1A:4ポート・組み合わせ別の出力を文字で公開
USB-C×3・USB-A×1で約60×54×32mm・約190g。プラグは90°スイング式です。上の表のとおり組み合わせ別の出力が公式ページに文字で掲載されており、「どうつなげば何Wか」を買う前に計算できます。USB-Aは最大18Wです。
向いている人:デスクや出張先でPC・タブレット・スマホ2台をまとめて充電したい人。
向かない人:PC1台用の軽さを最優先する人(掲載公称値ではSOLOⅡの方が約69g軽い)。
選ぶときのチェックポイント
- PSEマーク:ACアダプター(直流電源装置)は電気用品安全法の「特定電気用品」に当たり、ひし形のPSEマークの対象です(経済産業省 特定電気用品一覧)。
- ケーブル:Anker・CIOの3機種はケーブルが付属しません。UGREEN Nexode Pro 100Wは、量販店で扱う型番25873に1.5mのUSB-C to USB-Cケーブルが付きます(UGREEN国内代理店の発表)。100W(20V/5A)で充電するには5A対応(e-Marker内蔵)のUSB-Cケーブルが必要です(MOTTERUのe-Marker解説)。ケーブルを持っていない場合は、その分の費用も見込んでください。
- 同時充電時の配分:「100W」は単ポート時の値です。複数台をつなぐ場合はポートごとの出力を確認してください。
USB-Cの規格(PD・ケーブルの種類)はUSB Type-C規格ガイドで、65Wクラスの比較はAnker 735 vs CIO NovaPort TRIO 65W比較で解説しています。
よくある質問
Q. 100W充電器でスマートフォンを充電しても大丈夫ですか?
A. USB PDでは充電器と機器が電圧・電流を決めてから給電するため、100W機でもスマートフォンが受け取れる範囲の電力で充電されます。
Q. 4機種で一番小さいのはどれですか?
A. 公式サイズから計算した外形体積では、CIO NovaPort SOLOⅡ 100W1C(約66cc・約121g)が最小です。ただし1ポートのみで、本体内部の温度に応じて出力が約65W程度まで調整される仕様です(CIO公式は充電開始から30〜40分ほどを目安として示しています)。
Q. ケーブルは付属しますか?
A. Anker Prime Charger・CIO NovaPort SOLOⅡ・QUADⅡはケーブルが付属しません。UGREEN Nexode Pro 100W(型番25873)には1.5mのUSB-C to USB-Cケーブルが付属します。100W充電には5A対応(e-Marker内蔵)のUSB-Cケーブルが必要です。
この記事を書いた人
ガジェットピックス編集部
メーカーの公表スペックと各ECサイトで取得した価格をもとに比較しています。実機は所有していません。
出力配分の確認: 2026年10月4日/価格確認: 2026年9月24日 ・ 編集方針を読む →
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